Columnコラム

2020.02.28 Fri

ウェディングコンセプト「伝える伝わる」

花嫁相談会に参加してくださり、その後アドバイザーとして式場紹介からお手伝いさせていただいたKentaさん・Fumikoさんのウェディングをご紹介します。

 

◆Kentaさん・Fumikoさん◆

2019年10月13日挙式 アンジェロコート東京

ウェディングコンセプト【伝える伝わる】

 

 

映像のビデオグラファーを始めとするクリエイター選びから、ウェディングコンセプトづくり、それを元にした進行や演出のご提案まで、沢山携わらせていただいたお二人。私にとっても思い入れの深い、大切な大切なウェディングです。

 

今回は、お二人の素敵なウェディングをご紹介するとともに、ウェディングアドバイザーって具体的にどのようなことを手伝ってくれるの?式場のプランナーさんとは何が違うの?といった疑問にお答えしたいと思います。

 

どのようにお二人らしさを掘り下げ、結婚式当日まで結び付けていくのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 


1. お二人に合うクリエイター選び

 

クリエイターと新郎新婦との相性は当日の仕上がりはもちろん、お二人がどれだけ気持ち良く安心して、大切な1日を過ごせるかを大きく左右する、重要なポイント。

 

だからこそお二人の人柄を理解し、また結婚式でどんなことを実現したいのか希望を叶えられるクリエイターかどうかを判断しつつ、また必ず私自身が信頼している方をご紹介させていただいています。

どんなに素敵で腕のいいクリエイターさんだったとしても、お二人の求めていることが叶わないなら意味がないですもんね。

 

今回は「お二人の人柄と合いそう、思いを形にしてくれる、会場の雰囲気にも合う」という点から、映像はJinさんが絶対いいなとオススメをしました!コンセプトを考え始める前ぐらいから、お二人の温かい人柄やゲストに対する思いを映像に残せるのはJinさんだ!と、私の中でそれ以外の選択肢はなかったぐらいです。

(Jinさんの映像はページ下部でご覧ください♪)

 

クリエイターさんは指名するとなると、やはり空き状況が埋まってしまうことが何より勿体無いので、早めに検討しご依頼することをおすすめします。

 

また、ヘアメイクはNARIさんに、ペーパーアイテムは@paperdesigner.wdに。

 

前撮りの写真をたくさん使って作成したプロフィールブック

 

フリーランスとして活動されているクリエイターさんは、想いや志がある素敵な方がとっても多いんです。上記の方々も、新郎新婦様にとっての特別な1日を自分事として全力で一緒に作り上げてくれる、技術やセンスも一流の方々。

 

そんなクリエイターさんたちとご縁を繋げさせていただき、お二人にもとっても喜んで頂くことができました。

 

 

 


2. ウェディングコンセプトづくり

 

結婚式を行うにあたってとても大切だなぁと思うのが ”ウェディングコンセプト”。

 

一貫したコンセプトがあるウェディングは、空間全体に統一感が生まれて、それだけでおしゃれなパーティーになりますよね。

 

しかし、私がそれ以上に大切にしているのは、お二人らしさ・お二人の想いがきちんとゲストへ伝わること。

 

だからこそ、お二人の小さい時からの生い立ちやご家族との関係性、価値観などを3時間ぐらいかけてヒアリングさせていただくようにしています。

 

お二人がどのような人柄で、どんな人生を歩んできたか。ゲストから見たお二人はどのような存在なのか。そのようなことをアドバイザー独自の目線で客観的に見ながら、お二人の大切にしたい・してほしい価値観を1つの言葉にするのがウェディングコンセプトです。

 

結婚式は、ただその日一日だけのイベントごとではなく、お二人の人生の延長線上にある、少し特別な一日。だからこそ、したいことを詰め込んだだけではなくお二人らしさが表れるような結婚式にしたいという想いでコンセプトを考えています。

 

KentaさんFumikoさんにご提案したウェディングイメージ

 

ウェディングコンセプトはコンセプトシートにまとめ、お二人にお渡ししています。

 


3. コンセプト「伝える伝わる」

 

お二人のことを沢山教えていただき、今回出来上がったコンセプトは

 

「伝える伝わる」

 

 

・節目節目で、(少し恥ずかしがりながらも)しっかりと想いを伝えてくれたKentaさん。

・Kentaさん伝えた想いに、ちゃんと感謝の気持ちを伝え返すFumikoさん。

・好き、ありがとう、似合うねなど、ちゃんと気持ちを言葉にして伝えることを大切にするお二人。

・Kentaさんのお仕事は「言葉にする」お仕事。この結婚式の中ではみんなへの日頃の感謝を「伝える」こと、これからもよろしくねということを「伝える」ことを大切にする、そんな一日に。

・二人にとっての大切な「節目」の1日にしたい。

 

これらの背景からキーワードを絞っていきます。

 

 

・「伝える」=いつもありがとう、これからもよろしくね、という想いを伝える一日。

・書くこと、言葉にすること、残すこと・・・手紙にしたためる

・伝書鳩・・・2人の想いがゲストへ伝わるように

・モミジオアイ(挙式日である10/13の誕生花)=花言葉は温和、穏やかさ

 

お互い、その時の気持ちを節目節目に言葉にしてきたお二人。お二人が大好きなゲストへも、この節目の日に「言葉にして、文字にして、伝える」ことを大切にしてほしい。

 

だからこそ、コンセプトの名前もいつもは英語でかっこいいワードを考えることが多いのですが、あえて日本語にしました。

日本語の温かさが、お二人にはぴったり合うような気がして。

 

 

 

 

4. コンセプトを元に考える当日の進行や演出

 

出来上がったコンセプト「伝える伝わる」を、実際に行う進行や演出に落とし込んでいきます。

 

*ウェディングモチーフである「伝書鳩」のオリジナルロゴをイラストで作成し、ペーパーアイテムに取り入れていきました。(このイラストのイメージも私からのご提案です)

 

*招待状には、お手紙のようにゲストへのメッセージを一緒に入れて送りました。

 

*当日のペーパーアイテムも、封筒に入れた状態のものを受付で配ってお手紙風に。

 

*披露宴の中でゲストに2人に向けたメッセージを書いてもらって、それをタイムカプセルの中へ。

 

コンセプトをウェディングの最初の入り口である招待状から取り入れることで、会場に訪れる前からお二人の想いがゲストに伝わってワクワクしてもらうことができますよね。

 

またコンセプトに沿った当日の演出は、ゲスト参加型にすることでみんなの記憶に残る大切な思い出になります。

 

「結婚式を通して、その後も大切な方達との関係性がずっと続くように。」そんな想いを込めてお二人と一緒に考えた演出は、とっても素敵なものとなりました。

 

 タイムカプセルの演出でゲストからのメッセージを箱に入れています

 

 


5. ウェディングアドバイザーとしてお手伝いすることで

 

式場のプランナーさんとの打ち合わせは、挙式の4カ月ほど前からスタートすることがほとんど。でも実はそのずっと前から進めておけることは沢山あるんですよね。

 

アイテムや進行を”決めていく作業”のもっと前に、”どんな結婚式にしたいか” ”結婚式を通してどんなことをゲストに感じてほしいか”、私はその部分を一緒に掘り起こしながらイメージを膨らませる、そんなお手伝いをできたらと考えています。

 

また、結婚式が近づいてくると打ち合わせも始まるとともに、ご自宅でお二人が相談して決めなければならないこと(宿題としてお家で考えてきてくださいというのが意外に多い!)を一緒に相談したり、プロとしてのご提案をすることもできます。

 

結婚式は決めるアイテムが沢山あって、また何を選択したとしても正解がないからこそ、きっと多くの新郎新婦さんにとってとても大変な作業。

 

今回のお二人の場合は、ドレスショップも無数にある中でどこに試着に行けば自分に似合うものがあるのか分からない状況だったので、挙式1年前から携わってご提案させていただいたりしました。

 

アドバイザーとして大切にしていることは、単純に何かを決めるための打ち合わせを行うのではなく、「どんな結婚式にしたいのか」を一緒に考え、そのイメージしたことをかたちにするためのご提案をすること。

 

だからこそ、お互いの気持ちを確かめ、新郎新婦のお二人と同じ思いを持って当日までの準備を進めることができるのだと考えています。

 

 

 


6. お二人から結婚式後に届いたコメント

 

挙式後、新郎新婦のお二人からとっても嬉しいコメントを頂いたのでご紹介します♩

 

『挙式当日を迎えると、今までの準備期間、本当にひとつひとつの準備に丁寧に向き合ってきて、パートナーとも向き合ってきて…良かったなあと思いました。いろいろなクリエイターさんとの素晴らしいご縁に繋げてくださったのも、あやさんのおかげです。

 

またコンセプトをしっかり決めることは、ウェディング全体の統一感が生まれておしゃれになるだけでなく、結婚式へ来てくれた方へちゃんと想いが伝わる…素晴らしいことなのだと実感しています。

 

私自身、結婚式という扉を開ける前は、結婚式って型にはまったものなのだと思っていました。でも、今回こうやって自分たちらしさを出すことが出来るものなのだと実感し、感動しています。これもあやさんのおかげです。本当に本当にありがとうございます。』

 

 

こんなお言葉をいただきました!

本当に嬉しい。

 

お二人とコンセプトを考えるヒアリングの打ち合わせ時に、お互いに対する想いを話してくれた時に、新婦のFumikoさんは話しながら涙されたんです。優しさと思いやりが溢れた涙でした。

 

結婚式の準備の中で、お互いが向き合い、理解し合うことが何より大切で価値のあることだと思います。

これからの人生を一緒に歩む覚悟ができる瞬間が、きっとそこにあるはず。

 

 

7. 最後に

 

「結婚式ってどうせどれも同じようなものでしょ?オリジナリティを出したいけれど、何から始めたら良いのか分からない…」これまで、そんな新郎新婦さんたちの声を沢山聞いてきました。

 

でも、せっかく人生で一番の特別な時間になるかもしれない節目の一日。「二人らしいウェディングを安心して叶えてもらえるように。新郎新婦さんにとって一番の相談相手となることができるように。」そんな想いをもってウェディングアドバイザーとしてお二人のお手伝いをしています。

 

今回は、お二人の素敵なご結婚式とともに、ウェディングアドバイザーとして大切にしている想いをご紹介しました。

 

こちらのブログでは、今後もお手伝いさせていただいたウェディングをご紹介していきたいと思っています。次回もぜひ楽しみにしていてくださいね!

 

KentaさんFumikoさん、改めてご結婚おめでとうございます^^末永くお幸せに♩

 

Movie: Jin Tanaka

 

Photo:  Hayato Takami

instagram
inoue ayaka