allie(アリー)|結婚式・フォトウェディングプロデュース

アンダーズ東京で叶えるストーリー仕立てのオリジナルウェディング

こんにちは♩
あっという間に6月になり、2022年も半分が過ぎようとしていますね。

時の流れの早さに驚きつつも (笑)、
夏や秋に待ち受けているウェディングの準備も進んでおり、
下半期も楽しみでいっぱいです!!

*****

さて、今回は2年前からじっくり時間をかけて準備してきたYuta&Ayakaさんの、
ウェディングパーティーについて紹介いたします。

YutaさんAyakaさんとは、ウェディングのイベントで出会い

2年以上かけて大切に伴走してきましたので、私としてもとっても思い入れのあるおふたり。

 

おふたりの結婚式への想いやこれまでの人生を伺ってからコンセプトを考え、

それを実現することができる会場やクリエイター達を取り揃えた完全オリジナルウェディングです。

会場選びから始められるご新郎ご新婦様が多いですが、
おふたりはまずプランナーを決めてからご準備を進めて下さったので、
思い描く結婚式に必要なパズルのピースが全て当てはまり、想像以上の一日となりました。

 

☑型にはまらず、お二人だけの完全オリジナルウェディングにしたい

☑とにかくゲスト第一の結婚式を作りたい

☑最高の一日にするために、関わる人間をひとりひとり大切に選びたい

・・・上記に少しでも当てはまる方は、是非お二人のレポートを参考にされて下さいね。

 

ブログの最後には一日のダイジェストムービーを紹介していますので、
そちらも楽しみにされていて下さい。

◆Yutaさん&Ayakaさん◆
2022年3月20日 アンダーズ東京
ウェディングパーティー

1. 理想的な結婚式までの歩み

今回の主役となるおふたりは、
何事も真っ直ぐに、相手を思いやる心があついYutaさんと、
楽観的で明るく、いつも周りを照らすような笑顔が素敵なAyakaさん。

ご新婦様と私は同じ名前なのも何かの縁だなぁと感じていました◎

そんなおふたりは同じ会社の同期として出会い、交際へ発展されました。

 

私達が出会って間もない頃、お二人とどんな結婚式にするかお話ししていると、
ヒアリングした上でまずはおふたりのウェディングコンセプト(結婚式の軸)を考えて、
そこに必要なクリエイターや、実現できる会場を見つけていく流れがごく自然に進んでいきました。

これはウェディングアドバイザー・プランナー冥利につきる準備の流れでもあります!

ファーストミート前は、大好きなAyakaさんの花嫁姿を見るのが楽しみで仕方ない様子だったYutaさん。

本当に仲良しなおふたりで、ふたりの弾ける笑顔につられて私達も満面の笑みに◎

文字にすると当たり前の流れのようにも感じますが、
一般的には結婚が決まったらどこの式場にするか、場所ありきで考える方が多いように感じます。

だからこそ、どうしてこの準備の流れに違和感を持たずに進めて下さったのか、
お二人に聞いてみたのです。

そしたら・・・

「なにか企画を実行する時って、
頭の中にある‟こんなことをやりたいな”をイメージしてから、
それに見合う場所や必要なものを一つずつ揃えていきますよね◎

なので、まずはそのやりたいイメージを相談できる相手から探し始めました。」

…と仰って下さったのです。

こんなにも私たち業界側の人間と同じ気持ちで、準備をして下さるなんて…!!
と、とにかく感動したのを鮮明に覚えています。

個性的で辛口なブーケも、Ayakaさんの”好き”そのもの

結婚式づくりは、おふたりにとって”大切にしたい軸”を決めてから、
会場探しするのが本当に大切なことだと思っています。

なぜなら、会場を先に決めてしまってからウェディングコンセプトを決めたり、
やりたいことを会場側に伝えたとしても、
≪できること・できないこと≫が出てきてしまうからです。

人生にたった一度の大切な日だからこそ、
できないことがあって諦めたり、妥協することがないようにしてあげたいのです!

だからこそ、会場探しよりも先におふたりが想う結婚式を一緒に考えて下さったことが
何よりも嬉しかったですし、一生忘れることのない最高な一日にしよう!と心から思いました。

2. 結婚したその先の未来を考え抜いたウェディングコンセプト

今回おふたりと何度も話し合いを重ねて決めたウェディングコンセプトは、
『Be a family』

コンセプトを考えているうちに、
二人にとっての”家族とはなにか”…という問いが出てきました。

性格やバックグラウンドも違えば、考え方も異なる二人が、
”家族”になる。

そもそも、家族ってどんな存在なんだろう?

10年後20年後にどう過ごしていたい?

そんなことを思い浮かべながら、
おふたりにとって「家族とは何か」を考えていくうちに気づいたことがありました。

それは、大切なゲストは”家族みたいに大切な存在”であること。

 

二人の周りには家族の他にも大好きな友人、職場の仲間がいて、
ひとりひとりが家族のように大切な人ばかり。
だからこそ、結婚式では皆にたくさんのありがとうを伝えたい。

そして二人の想いが伝わったその先には、
大切な人たちにも”家族のような存在”だと感じて貰えるような一日にしたい、
それが二人が結婚式を通して築くものだと…。

そんな想いで準備を進めていくことをおふたりと約束しました。

そしておふたりが思い描く世界観を、自由度高く実現できる会場であることや、
Ayakaさんの出身地である沖縄から来るゲストも
東京に来ることを楽しみにされているとのことから、
東京タワーが会場から良く見えるアンダーズ東京で行うことになりました♩

3. ストーリー性をもたせた結婚式の一日

今回おふたりの結婚式では、第1章~第3章とストーリー仕立てに進行を組みました。

一日の中で各シーン毎にテーマを設け、
そこで二人から伝えたいことや、感じて欲しい感情を決めていきました。

そしてここを深堀して、おふたりがゲストに感じて欲しい感情や空気感を想像してみると、
通常のスケジュールだとイメージと異なりそうだったので、
完全にオリジナルのスケジュールにしよう!と決めました。

その流れとは、ウェルカムパーティーから始まり、披露宴、挙式へ…と通常の順番を逆転させることでした。

 

≪第1章≫
まずはウェルカムパーティーからスタート。

この章では、おふたりがゲストの皆さんをおもてなしして、
久しぶりに皆で集まれた奇跡を感じながら楽しむ時間。

ゲストの皆さんもおふたりと近い距離でドリンク片手にお話しできて、
とても嬉しそうな表情をされていました◎

ゲスト同士でも沢山お話しをされていて、
会場の雰囲気はあっという間に温まりました♩

ヘアスタイルとアクセサリーをチェンジして、カジュアルな雰囲気に◎

おふたりとゲストの皆さんの緊張もほぐれて、リラックスした状態で披露宴会場へご案内。

ここでもおふたりは入口前でお出迎えするスタンス。
どこまでもゲストと近い距離で◎

おふたりが入場されてからは、ケーキカットの代わりにサングリアの演出を。
最後の仕上げにワインを注いで完成したサングリアは、
ゲストの皆さんと一緒に飲んで楽しめるのも◎

ケーキカットの演出に抵抗がある方や、お酒好きなゲストが多い場合はオススメの演出ですよ♩

この間も、おふたりの好きなミュージカルソング縛りのアップテンポの音色が流れ、
皆さまの会話も弾んでいました。

その後は、打合せでもこだわったお花が飾られたメインのソファ周りに集まったゲストとお話しをしたり、

とても仲の良いそれぞれの妹様と中座退場をして、
ご友人、ご家族みんながひとつになって楽しまれていました。

 

≪第2章≫

ここからは、みんなとの思い出を振り返りながらこれまでの奇跡をたどり、
新たな思い出をつくる時間。

お色直しをして再入場では、おふたりの職場の先輩の『ミュージックスタート!』の声掛けで、音楽がかかり入場!
会場の温度が一番高くなっている時間帯です。

仲良しの先輩たちにおふたりについてインタビューをしたら、
ノリノリで思い出をお話し下さったかと思えば、想いが込み上げてきて涙をされたり…。

こうしてゲストの皆様にもスポットが当たる瞬間をたくさん作ることで、
ゲストとの距離もより近く感じられてひとつになれますし、
ご家族の皆さまも知らないおふたりの姿を知ることができて嬉しいですよね。

その後のフォトラウンドでも二人が各卓に周り、
お腹を抱えるほど笑いあっている姿や、

それぞれのご家族の元では、”これからよろしく頼むね”と声を掛けられて、
新たに家族となる絆を感じる瞬間があったり…。

≪第3章≫

ここからは大切な皆に見守ってもらい、家族となるとき。

まず、二人が結婚式の準備をしている姿や、
ゲストに向けた手紙を書いている姿を映したウェディングコンセプトムービーを上映。
おふたりがどれだけ今日という日を楽しみにしてきたのか、
そしてゲストの皆をどれだけ大切に想っているのかが伝わった瞬間でした。

この時会場は先程の熱いボルテージとは異なり、
じ~んと温かい雰囲気に包みこまれていました。

 

そしてここからがおふたりが大切にされてきたシーン。
二人からゲストひとりひとりに向けて書きとめたプレゼントレター。

MCより引出物袋の中から手紙を探して、その場で読んで頂くようアナウンスがあると、
ゲストの皆さんは驚きと感動した気持ちが入り混じったような表情をされていました。

照明も落したまましっとりとした音楽が流れる中、
便箋に書かれた二人からの長文の想いを読みながら、
涙を流される方が沢山いらっしゃいました…。

男女関係なく皆さんが…、
そしてご家族までもが我慢できずに大粒の涙を流されていました。

きっとこの時、ゲスト全員が二人にとって本当に”大切な家族”なんだと伝わったのだと思います。

ご家族に向けて手紙朗読をするのは控えたいと考えているご新婦様や、
ご新郎様も感謝の気持ちを伝えたいけど面と向かって伝えるのが恥ずかしいという場合は、
お手紙がオススメです。

結婚式という特別な日だからこそ、素直に気持ちを伝えられるのだと思うのです。
だからこそ、恥ずかしいだけなら絶対に気持ちを伝えた方が良い!と、いつもお客様に伝えています。

結婚式という日に本音や感謝の気持ちを伝えることで、
その後のご家族との関係性が更に良い方へ変化して、絆がぐっと深まるのです。
そんな瞬間を今まで数えきれないほど見てきました。

そうすることでその先の人生、新たなご家族となった両家との関係性はもちろん、
ご自身のご両親との関係も温かく優しい繋がりとなるのです。

手紙以外にも演出はあるので、お悩みの方は一緒に考えましょうね♩

そしてこの温かな感動に包まれた雰囲気のまま、
テラスにて皆に見守られながら人前式が執り行われました。

テラスには東京タワーをバックにキャンドルロードがあり、
その周りをゲストがキャンドルを持って二人をお出迎え。

幻想的な空間で、ゲストとおふたりの心の距離がとっても近く感じられる時間でした。

 

ここでおふたりがお互いに”家族とは?”というテーマの元、手紙を読み合いました。

ロマンチストなYutaさんはAyakaさんの好きなところや、
これからの夫婦としての夢や、家族の在り方をお話しされていました。

そしてAyakaさんからもYutaさんに向けてのお手紙を。

実はAyakaさんからYutaさんへ贈る手紙は初めてだったそう。

Yutaさんと一緒に過ごす日常にある安心感に気づいたことで未来を想像できたことや、
これから家族となれることを楽しみにされているとお話しされて、
何度も涙を拭っていたYutaさんが印象的でした。

 

それぞれの手紙をフレームに貼り付けて皆さんに披露し、

夫婦となることをゲストに誓い、承認していただきました。

そして親御様に向けて花束を贈呈した際には、
抱き合い、感謝の気持ちを伝えるシーンも。
おふたりがどれだけご家族を大切に想っていて、感謝しているのかが伝わってきました。

そして結びには、二人が皆さんに向けてそれぞれ感謝の気持ちをお話しされて、
その時に起きたゲストからの拍手や、”頑張れよ!”という声は、とにかく温かくて、
これがひとつになるということ、そして『家族』ということなんだなと感じました。

まさにウエディングコンセプトの『Be a family』が実現し、
おふたりが2年間ずっと思い描いてきた瞬間でした。

4. ウェディングコンセプトがもたらす結婚式での一体感

今回のウェディングでは、コンセプト決めや、軸に沿った進行内容を徹底的に考えました。

そして、ゲストに各シーンでどんな風に感じて貰いたいのか…。
この”Feeling”の部分をとても大切に考え、BGMや照明など、
どうしたら理想の雰囲気になるのか、
五感にアプローチできる演出も妥協なく細かく決めていきました。

そしておふたりの結婚式に携わるクリエイターたちも、
おふたりが思い描く世界観にマッチする方を提案し、お願いしました!

こうしておふたりの夢を実現できるクリエイターとお客様を繋ぐことができるのも、
私にとって幸せな瞬間です。


今回携わったクリエイターさん達は、
準備の段階からおふたりに寄り添う姿勢と想いがとても強く、
これは絶対に良い結婚式になるなと確信していました。

当日、クリエイターさん達全員が集まった時は、
良い意味で「やってやるぞ!最高の結婚式に!」という熱い想いを感じましたし、

いつもはそれぞれで活躍しているにも関わらず、
同じ夢に向かって各々が奮闘することで一体感が生まれ、チームワークはばっちりでした◎

きっと私のプランナー人生の集大成と言っても過言ではないほど、
準備期間を含めて、素敵なご結婚式となりました!

先程も書き連ねましたが、
結婚式を任せる人から選び、コンセプトを考え、場所や進行を決めていく…。

この流れで進めることができた準備期間のおかげで、
私もおふたりの”家族の一員”になった気持ちで、
一緒に準備できたことが何よりもの幸せでした。

結婚式に関わる人を誰に任せるか…これはとてもとても大切なことなのです。

自分でクリエイターを探して頼むのも、もちろん良いのですが、
実際に頼んでお願いしてみたら、写真とイメージが違って少しがっかりしたという声も現実にあります。。

その部分を、クリエイターの実力だけでなくおふたりとの相性などを見た上でご紹介しているので、
おふたりの希望とぴたっとはまると、当日は想像以上の力を発揮します。
そして、クリエイター一人一人の力が最高の結婚式へ導くのだと思っています。

“結婚式のことは何も分からないけど、とにかく思い出に残る特別な日にしたい…。”
その想いだけでも十分なんですよ。

一緒におふたりにとって最高の結婚式にするにはどうしたらよいか考え、
提案させて頂くので、安心して相談してくださいね。

5. ご新郎ご新婦様より結婚式後に届いたコメント

素敵すぎるコメントをいただいたので、そのままご紹介します。

 

『約2年に渡り、私たちに寄り添いパーティーを作り上げていただき本当にありがとうございました。

今回のパーティーは井上さんがいらっしゃらなければ成り立ちませんでした。

各クリエイターさんの認識、目線、想いがひとつになっていたことが、今回の大事なポイントだったかなと思っていて、それはまさに井上さんがいらっしゃったからできたことで、私たちだけでは到底なし得ないことでした。

人生ではじめての結婚式は、想いはあれどわからないことが多すぎました…

そんな時、私たちが決めるべきところは自由に決めさせてくれたり、悩むところにはアドバイスをくださったり、はたまたこっちのがおすすめ!と思う時はしっかり意見をくださったり、心強い味方でいてくださり本当に助かりました。

 

そして、結婚式は通過点。

これを機に未来を考えられるようにといつも導いてくださり、点で終わらず線として繋がるような1日を作ろうと、私たちの場合だと「家族」に焦点をあてて考える機会を下さったことも感謝しています。

 

これからもたくさんの花嫁さんたちの最高の笑顔を引き出していかれること、陰ながら応援しております。

本質的でいまの時代に合った井上さんの想いが伝播する世の中がたのしみです。

まだまだ言葉がまとまらないですが、結婚や結婚式における価値観が変わったこの経験はきっと私たち人生においても大事な意味をもつ1日でしたし、そんな1日を過ごせて幸せに思います。』

6. 最後に

今回の結婚式のように、結婚式の進行に決まった流れやルールはありません。

おふたりがゲストにこんな風に感じてもらいたい、という想いに見合う進行を提案しますし、
そのお気持ちに寄り添った関係を築いていきたいなと常々思っています。

今回は本当にひとつも妥協することなく、
二人もゲストも参加した全員がきっと忘れることのない1日になりましたし、
絆が深まりこれからがより一層楽しみになった時間だったなと思います。

今回の経験を経て、改めて一組でも多くのご新郎ご新婦様に”結婚式をやって良かった”と、
そう感じて貰えるようなお手伝いをこれからもしていきたいなと感じました。

結婚式するか悩んでいる方も、
どんな内容にしたらいいか分からないけど特別な一日にしたいという方も、
気楽にご連絡をいただけましたら嬉しいです。

それでは…!
今回のご披露宴の結びに流れました一日のダイジェストムービーをご覧下さい!!

YutaさんAyakaさん、改めてご結婚おめでとうございます(*^^*)
末永くお幸せに…♪

 

Venue:アンダーズ東京
Photo:Daisuke Aga
Movie:Jin Tanaka
Hairmake:Sakiho Tanaka
MC:Erika Fujita
Bouquet:Shizuka Sarai
Produce:Ayaka Inoue