こんにちは、allieの井上絢香です。
今回は、先日プロデュースさせていただいた軽井沢ウェディングのことを書かせてください。 1ヶ月経った今も、余韻に浸っているぐらい・・それほど、私にとっても特別な1日でした。当日のお写真もたくさん掲載しますので、ぜひ最後まで見てください!
おふたりの理想を叶えられる会場探しから
最初にお2人からご相談をいただいたとき、いくつかの軸をお話ししてくださいました。
新郎のけいすけさんは食に精通されたお仕事をされていて、「料理はシェフごと持ち込みをしたい」というご要望。新婦のりなさんの夢は「ガーデンウェディング」。でも、よくあるアウトドアウェディングのカジュアルな雰囲気ではなく、フレンチガーデンのような、エレガントで格調ある空間で行いたい。そして、100名ほどの大切な方々をお招きしたいとのことでした。
この条件を満たせる会場を探すのは、実はとても難しかったんです。シェフの持ち込みができて、広いガーデンがあって、でもカジュアルになりすぎない……。いくつもの候補を検討し、たどり着いたのが、軽井沢のルヴァン美術館でした。
実際にお2人と一緒に現地に足を運んで、緑に囲まれた美しいガーデンを見た瞬間、おふたりもとても気に入ってくれました。まるでヨーロッパの邸宅のお庭のような空間が、おふたりにぴったりだなぁと感じた会場でした。
おふたりのウェディングコンセプトができるまで
会場が決まってから、私はお2人のことをもっと深く知りたくて、たくさんお話を聞かせていただきました。
けいすけさんは、幼いころからお父さまのお仕事の関係で複数の国で暮らした経験をお持ちで、様々な文化や価値観と出会ってきた方。
その中で「日本の食文化は世界に誇れるもの」という確信を持ち、いつかその豊かさを世界に広めたいという想いを胸に、常に挑戦し続けてきたとてもアグレッシブで素敵な方です。
りなさんは、幼いころからずっとダンサーになることを夢見て、その夢に向かって一直線に走り続けてきた方。お話を聞きながら、このおふたりの共通点は、常に未来を見つめて生きてきたこと。異なるフィールドで、異なる夢を持ちながらも、どちらも前だけを向いてきたおふたり。
実際に夢の舞台で活躍されていて、「夢を叶えた人」であり、「今もまだ夢を追い続けている人」でもあります。
この結婚式は、これまでの人生の集大成でありながら、ここからまた新しい旅が始まる——
そんな1日にしたい。
そこからおふたりにご提案したコンセプトは 「A Journey Continues 」 。
1品につき1人のシェフ。お料理にはとにかくこだわりを
ここからはこだわりの詳細をお話しさせてください。
まず、お料理について。けいすけさんの「シェフごと持ち込みたい」というご希望は最初からお伺いしていましたが、最終的に実現したのは1品につき1人のシェフという、ウェディングとしておそらく前代未聞の形式でした。
けいすけさんがこれまでお世話になってきたシェフやご縁あるシェフたちに軽井沢に集結してもらいました。
「このお料理をゲストに食べてほしい」と心から思える方々に、それぞれ1品ずつをお願いしました。コース料理を食べていただきながら、それぞれのお皿にけいすけさんの人との繋がりや想いが込められている。味ももちろん、見た目も本当に華やかに。
ふたりが大事にしたい「おもてなし」が詰まっていました。
軽井沢ルヴァン美術館の空間を、ふたりの人生ギャラリーへ
会場の空間づくりでこだわった1つ。
ルヴァン美術館での開催だからこそ、「ふたりの人生を展示するギャラリー」を作りました。
お2人のこれまでの歩み——生い立ち、それぞれの夢への道、出会い——を写真と言葉で壁に展示し、ゲストの皆さんに美術館を巡るように見ていただく時間を設けました。
挙式の前の時間に、ゲストの皆様もふたりとの思い出を振り返りながら、ギャラリーを楽しそうに見ていました。
テーブルコーディネートも、りなさんの大好きなお花をたっぷり使った華やかなガーデンテーブルに、野菜やフルーツを装飾として取り入れたのがポイント。けいすけさんの「食」へのこだわりと個性を、ビジュアルとしても表現しました。
ごろっとテーブル上に転がる野菜やフルーツは、とってもおしゃれで、アートな空間でした。
挙式は、みんなの祝福に「囲まれる」円形レイアウト
さらに、挙式のレイアウトはこだわった空間のひとつです。
通常の挙式は、ゲストが横一列に並んで新郎新婦の後ろ姿を見送る形が多い・・でも今回は、ルヴァン美術館のガーデンに円を描くように椅子を並べ、新郎新婦がゲストに囲まれながら誓いを立てる挙式スタイルにしました。
360度から大切な人たちの笑顔と拍手に包まれながら、お2人が誓いを立てる瞬間。
みんなの祝福がおふたりにまっすぐ届く、本当に素敵な挙式になりました。
サプライズダンスと、夜空のランタン演出
パーティーの後半には、りなさんがダンサー仲間と一緒にダンスを披露。さすが夢の舞台で活躍されている皆さま、圧倒的なパフォーマンスにゲスト全員が釘付けになりました。
そしてそのダンスにけいすけさんがサプライズで登場しました! 当日まで猛特訓をしていたそうで、とても盛り上がり、最高に素敵な時間でした。
そして、クライマックスにはりなさんがずっと叶えたかったランタンの演出。
皆さんがそれぞれランタンに願いを込めて、夜空へと一斉に飛ばした瞬間は、夢のようなひとときでした。
プランナーとして、大切にしていること
今回のウェディングは、とっても盛り沢山な印象ですが、盛りだくさんに演出を入れたりこだわることが正解だとは私は思っていません。
私がウェディングプランナーとして一番大切にしていることは、お2人のことを深く知ること。
職業や趣味だけでなく、その人がどんな人生を歩んできたか、家族との関係性や、どんな価値観を持っているか。
そして、ただそれを結婚式で表現するのではなく、おふたりの想いを空間に、進行に、どう落とし込んでいくか。それを大切に考えています。ありきたりな結婚式になってしまったら意味がない。結婚式の慣習の中で、ふたりが大事にしたいことだったら全然取り入れるのはいいと思う。けど、何年後に振り返った時に「結婚式やってよかったね」と思える1日にするためには、おふたりが伝えたい想いがちゃんとゲストに伝わるように、その仕掛けを提案してあげたいなと常に思っています。
けいすけさんとりなさんの場合、「食」と「ダンス」という全く異なるフィールドで夢を追ってきたおふたりの個性が、ひとつの結婚式の中に自然と溶け込むように。
野菜の装飾に、複数シェフのコース料理に、ダンスパフォーマンスに。どれも「らしさ」から生まれたものだったと感じます。
5月の軽井沢は、新緑が眩しくて、風が気持ちよくて、太陽が柔らかくて。もう、最高の1日でした。
晴れ女パワー発揮しました(笑)。
けいすけさん、りなさん
本当におめでとうございます。これからもふたりの旅は続きます。
ふたりのこれからの未来が、素晴らしいものでありますように。これからもよろしくお願いします♪
軽井沢でのガーデンウェディングや、ルヴァン美術館でのウェディングにご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。